社会人としての考えを創る就職活動

就職活動は人間性教育と考える就職担当の話

「何とかなる」は「何ともならない」

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❖新入生に話す内容を考えてみた

もうすぐ新しい学生が入ってきます。その学生のために今日は話をします。学生は三種類のタイプがあります。これからの学生生活、将来の幸せのために、幸せな人生を送るために、知っておいてほしいことがあります。

❖「何とかなる」は「何ともならない」

まず一つ目は「何とかなる」と考え何も行動しない学生です。社会に出て揉まれて経験があって、その経験をベースにした「何とかなる」この言葉には重みがあります。でも、何も経験がない中で「何とかなる」は何ともなりません。

当然の話ですが、行動しない学生はうまくいくはずがありません。経験ある人の「何とかなる」は「何とかする」ですが、経験のない人の「何とかなる」は「誰かがなんとかしてくれる」です。

大人になると、誰かがなんとかしてくれるという事はなくなります。誰かが何とかしてくれるものではなく、誰かが教えてくれるものでもありません。必要な事は、必要な情報や、必要な考え方を取りに行くことです。そのための行動です。教えを請うと結構教えてくれるものですが、そうしなければ誰も皆さんのところまで来て教えようとはしないはずです。それさえできれば、それほど難しいことでは無いのですが、それができなければ誰も助けてくれません。今まで親に保護され、学校に保護されて誰かが何とかしてくれたとは思いますが、大人になるという事はそれがなくなると言うことです。

また、「何とかなる」と考え行動を起こさない人に対して、社会は冷たいです。「できない奴」というレッテルを貼ります。「何とかなるから別にやらなくてもいいさ」は危険です。

❖「何ともならない」は行動を続けると変わる

また、「何ともならない」と考える学生もいます。この学生に対しては「何とかなるよ」と言いたいです。少し行動してみようよ。何かが変わるかもしれない。もし変わらなかったとしても、やったっていう経験があるじゃないですか。その経験が自分のものになるじゃないですか。それであれば行動してみたほうがよくないですか。もしだったら、私たちを使ってください。一緒に少しやってみませんか。

「どうすれば上手くいくか」と考えて、行動にうつせば大抵の場合何とかなるものです。何ともならない問題は、この世にそうあるものではありません。

❖「何とかしたい」は「何とかなる」

さらには、「何とかしたい」と考える学生もいます。あなたの希望は叶うと私は思います。今まで経験のしたことのないことに挑戦して行動する。ぜひ、行動しましょう。一生懸命考えて行動しましょう。これが、あなたの将来の糧になるはずです。

「何とかしたい」と思い「どうすれば上手くいくか」と考える。その先で「行動して」その考えを実行していく。それを繰り返しスパイラルアップしていくことで「何とかなる」ものです。繰り返し行動することを諦めなければ「何ともならない」ことなどありません。だって、諦めない限りまだ道半ばで、少しづつ目的に近づいているのですから「何ともならない」はずがないのです。

「何とかなる」「何とかしたい」「何ともならない」皆さんはどう考えますでしょうか。できることであれば、「何とかしたい」と思って欲しいものです。「何とかしたい」と考え行動すれば道は開けていくと思います。ぜひ、そのような考えで暮らしてみてください。

そうすれば、皆さんの未来は明るいです。

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