社会人としての考えを創る就職活動

就職活動は人間性教育と考える就職担当の話

ルフィと同じ考え方すれば目的の達成は近い

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ルフィって間違いなく海賊王になれる考え方してると思う...

この前、ある自治体に内定したゼミ生と話しをしました。その学生は国際関係に興味があり、将来その方向の職種を目指しています。その目標を達成するために、その国際関係に関わる可能性のあるその自治体に入庁することに決めたのですが、決まった途端に開放感満載になっていました。私の「勉強してる?」の問いに対して「英語をもっと勉強したいな、と思っているのですけど...」の返事だったので「したいなだと無理だね」と返しました。

行動を起こすため、それを継続するための原理・原則はワンピースにあります。そう、漫画のワンピースです。「海賊王に俺はなる」「俺がなるって決めたんだ」が行動を起こすための原理・原則です。まずは、ワクワクする目的(夢)を描くこと。その夢の映像を頭の中に描く為に徹底的に調べること。夢を映像に描くことができたら、そこまでのドラマを頭の中に創ること。そのドラマの中間点に道標というべき目標を立てること。そして、目的を語ること。ルフィ―は頭の中に海賊王の映像とそこに行きつくためのドラマを持っているといつも漫画を読んで感じます。そこに行きつくための目標を明確に決定しています。そして「海賊王に俺はなる」「俺がなるって決めたんだ」と語り、そこに心からワクワクしています。

くじけない目標を創るための目的の創り方

さて、今日話したゼミ生は国際関係に興味があると言っていました。でも、話す中で目的を達成した場面の映像が見えていないと感じました。その仕事がどのようなものかを明確にイメージできれば映像を描ければ、その仕事を行う中で、皆から信頼され、必要とされるには何が必要かは見えてくるはずです。そうすれば、行き着くためのドラマを描くことができ、目標(道標)も見えます。目的に対するワクワク感が大きければ大きいほど、目標に対するモチベーションも上がります。

大事なことは目的は夢をリアルに映像化すること、目標は具体的に数値を取り混ぜてです。夢のリアルさがモチベーションに繋がり、具体的な目標でやらなければいけない状況を創りだすという感じです。特に目標は、最終目標と到達期間を決定し、それを短期目標に落とし込み、そのための必要時間数を算出してスケジュールを組み立てる位の具体性が欲しいところです。

目的にワクワクして目標を掲げてみたらどうだろう?

今日話したゼミ生には「まずは、どんな仕事をしてみたいのか調べろ」「出来る限り詳しく調べて、何なら職場見学やインタビューでもお願いしてみたら?」「そして、リアルなイメージを映像化しろ」「その後、必要な知識や経験をあげろ」「その知識習得や経験をいつやるか決定した後に、今やることの目標を具体的に数値を使って立てろ」「それを短期目標に落とし込んで、今日から始めろ」と話し「英語をやるなら3月のTOEICの目標点数、そのための必要勉強時間、いつやるかを決めて下さい」としめました。

そうなんです私が彼に答えて欲しかったのは「○○年後に○○の仕事をするって決めたんです」「そのために、○○や○○のスキルと○○の経験が必要で、学生時代に出来ることとして、まずは英語と考えたんです」「最終的に○年後に○○点、そのためには3月のTOEICで○○点を取得するため毎日最低○時間を目安に勉強してます」「そのほかには...」です。

今、就職活動をしている皆さんも、ぜひ目的にワクワクして目標を掲げ、そこに向かって頑張ってください

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