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社会人としての考えを創る就職活動

就職活動は人間性教育と考える就職担当の話

リーダー経験がリーダーシップを創るってホント??

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❖学生が良く語るリーダーシップ

自己PRでリーダー経験を語る学生が良くいます。リーダー経験を語る学生によく「リーダー経験で成長したことを教えて」と聞いてみることがあります。「指導力がつきました」「皆を引っ張る力がつきました」「リーダーシップが身につきました」などと答える方が多くいます。リーダーシップと答えた学生に「君にとってのリーダーシップとは」と訊いてみると「指導力・引っ張る力」と答える方も多くいます。本当にリーダーシップは「指導力・引っ張る力」なのでしょうか。

また、そのPR内容を見ると「部全体のレベルアップを図ることが出来ました」「〇〇人の集客を達成しました」など成果を語る学生が多いです。「それは君の成果なの」と訊くと「リーダーとしての自分の成果」と答える方も多いです。チームの成果を自分の成果とする学生...このような学生にリーダーシップはあるでしょうか。

逆に「リーダー経験がないからリーダーシップはない」という学生もいます。リーダーを経験しなければリーダーシップという性質を得ることはできないのでしょうか。学生の話を聴きながらいつも頭の中が「???」だらけになってしまいます。

❖リーダだけが持っていてもしょうがないリーダーシップ

リーダーにはチームを導く力が必要ですが、チームが成功を収めるためにはリーダーのチームを導く力だけでは不可能です。チーム員が心から目的の達成を望み、協力し合う場を創る努力をする必要があります。

全員が組織の成長を望み、全員が組織のことを考え、全員が組織を良くするために動く、このような組織は成長すると思いませんか。目的を理解し、その目的に向かって全員が能動的主体的に動く組織は理想です。それを、創りだす力がリーダーシップであり、それは一人のリーダーの力ではなしえないということです。

❖リーダシップに対する私の持論

少し私の自論を紹介します。チーム全員のベクトルを一つに合わせる「協調性」、自ら考え行動する「主体性」、さらには、チームを成功させる覚悟をもって物事に取り組む「責任感」、この3つを兼ね備えた人はチームを成功に導くと思いませんか。さらにそういう人だけで作られたチームがあったとすれば、そのチームは必ず成功を収めると考えられないでしょうか。つまり、リーダーシップには三本の柱があり、それをチーム構成員全員が持つ努力をするべき、と私は考えています。

1つ目の「協調性」は相手に合わせることではありません。誠実に考え、素直に受け入れた上で、コミュニケーションをとること。そのコミュニケーションをベースにベクトルを合わせていくこと。この2つのことを行うのが「協調性」です。全員で考え、一番良い方法を探り、他人を理解する努力を怠らず、全員で一つのベクトルを向く。これが、チームの一員として必要なことです。これをチーム全体が持たないと、いくらリーダーのチームを導く力が高かろうと目的を達成することが出来ません。
 
2つ目の「主体性」は勝手に動くこととは違います。自らの考えをチームにぶつけ、チームの理解のもと、チームを良くするために自ら動くことです。「権限」と「義務」をしっかり理解したうえで、義務を果たすための方策を自ら考え動く。当然、動く際には、チームからの承認をしっかりと取って、チームの協力も仰ぐ。このことが大切です。
 
3つ目の「責任感」は一生懸命頑張ることではありません。「成功させる覚悟」のことです。自分が受けた義務を最低100%果たし、ほとんどの場合100%以上の成果を上げる。覚悟ができていればそれが当然のこととなります。

❖リーダシップは人間性の総合力

この、3つが備われば「成功を導く場」を創り上げることができると思うのですがいかがでしょうか。また、チーム全員がこの力を持ったチームは最強のチームになると考えられます。要するに、リーダーシップとは人間性の総合力と私は考えています。今まで上げてきたコミュニケーション能力・責任感などの「企業が選考にあたって重視した項目」は、是非、意識して経験の中で培って欲しいと思いますが、それを培うことで「リーダーシップ」は必然的についてくると考えています。

最初の疑問に戻りますが、リーダー経験がリーダーシップを創るわけではありません。また、チームに成果が出た時にリーダーシップのあるリーダーは、成果を出してくれたチームに感謝の気持ちしかないのではと考えます。皆さんもチームの一員としてリーダーシップを発揮してみませんか。

naotan2002.wixsite.com