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社会人としての考えを創る就職活動

就職活動は人間性教育と考える就職担当の話

利益と社会貢献って相反するものなのだろうか?

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❖公務員の志望理由

「社会貢献ができる仕事をしたいと考えて公務員を志望しました」公務員志望の学生がよく言うことですが、なんでって思ってしまいます。また「利益を追求せずに世の中のことを考える仕事をしたいから公務員」という答えも???って感じです。そのような主張を聞くと「公務員=社会貢献を行う清い仕事」「民間=お金儲けをする汚い仕事」と言っているように聞こえてしまいます。

このように言ってくる学生に「君にとって公務員は社会貢献が目的で利益を追求していないの?」と聞くと「その通り」と答えてくれます。「企業が企業の利益を考えて事業を展開するのと同じように、国は国の利益を考えて施策を行い、市は市の利益を考えて施策を行うのではない?」と聞くと「少なくとも金儲けをしようとは考えない」と答えてくれたりします。また「例えば、車のメーカーが素晴らしい機能を持った車を売ることで人々の生活を良くすることを社会貢献と言わないの?」などと聞いてみるときもあります。

❖公と一般企業の違いって何?

一般企業の場合「お客様の利益を考え追求し、貢献して、その対価として代金を頂く」ことで自らの利益を得ています。公務員の仕事の場合「税金を頂きそのお金で、市民や国民の利益を考え追求し、貢献する」ことで成り立っています。「お客様の利益の追求」「市民の利益の追求」とどちらも社会に貢献しています。一般企業だって社会に貢献しているから存在できているのです。

考えてみてください。市民や国民にとって税金は先払いで、それが自分の利益になっているか見えにくい。お客様にとって一般企業に支払う代金は、満足の結果としてもしくは満足を得る見返りとして支払うのです。つまり、自分が利益を得ると同時、もしくは後の支払いとなります。一般企業の場合は代金と同時に感謝をもらうことも多々ありますが、公務員の場合はほとんどそんなことはありません。もし、税金を支払う時に感謝の気持ちを述べる国民・市民がいたら見て見たいものです。

働く上で考えてみてください「公務員=国民や市民の利益を追求する対価として給料を頂く」「民間企業の職員=お客様の利益を追求する対価として給料を頂く」結局こういうことなのではないでしょうか。

❖いつも言うけど深堀してほしいな!!

公務員と一般企業の社会貢献の仕方は違います。お客様や住民のためにどのように貢献したいのか。それはなぜなのか。そこで働いている人たちのモチベーションは何か。そのモチベーションになぜ自分は共感するのか。それを深く考えると見えるものがあるのではないでしょうか。公の仕事でも一般企業の仕事でも社会貢献で志望動機を作ることは問題ない(一般企業の場合は本業での社会貢献に視点を置く必要はあります)ですが、そこを深堀して自分のものにした志望動機を作ってください。

そのためには実際に話を聞いてみたり、インターンなどで体験してみたり、考え付く色々なことを試してみてください。深堀して考えて何か発見できたときにはじめて、自分の身になるものです。是非、行動して行動して考えて考えてみてください。

naotan2002.wixsite.com